Baby's breath

気まぐれに 気ままに 呟いています

財布の紐

今年も固定資産税の納税通知書が届きました
昨年と比べると若干上がっています
複合的な要因があるのでしょうけれど
建築業界の人件費の高騰や
建築資材の高騰なども影響しているのでしょうね…


でも前に少し触れたのですが(ドキドキ ハラハラ… - Baby's breath
我が家は昨年まで貸家を持っていて
二十数年の間、2戸分の固定資産税を支払ってきていたため
それを思うと今年からはかなり楽になりましたv;


別に投資目的とか、別荘とかで持ったわけではないのです;


その戸建てを購入したのは25~6年前…
住んで5年が経とうとした頃になって
(丁度息子が保育園の年長さんになって直ぐの頃です)
夫がアメリカへの転勤が決まり
住むに住めなくなったのが始まりでした…


海外勤務は長くて5年位とは言われたものの
早まるか?延びるか?は未定…
兎に角いつでもその家に帰れるよう
‶定期借家(期限付き)″で貸す事も最初考えたのですが
特に一戸建ては期限付きでは借り手が付きにくくなると聞き
定期借家を付けずに賃貸に出したのです


お陰で戸建てのわりに直ぐに借り手も付き…
その後、短期間で1度入れ替わりはありましたが
その後からは、ずっと同じ方が借りてくれていました


結局5年位で帰国となったのですが、貸家はまだ貸出中…
貸家は貸主都合による退去申し入れとなると
6か月前には申し入れが必要なのでまず時間がない
おまけに退去費用など諸々の費用負担が発生してしまいます;


そもそも、まず夫の帰任先が転勤前の場所とは違ったため
通勤がかなり長時間になってしまう事や
息子の学校(帰国子女を受け入れてくれる学校)探しという
大事な問題もあったので…
当然の流れのように、そのまま貸し続ける事にしたのです


その後も遊牧民族の如く動いていた我が家とは対照的に
(その後も小刻みな3度の海外赴任にマンションの買い替え等々…;)
その間もずーっと変わらずあの家に住んでくださっていた方に
昨年、遂にお伺いをたてた所「購入したい」とのお返事を頂き…
無事に売却となったのでしたv


DAISOで買った多肉植物

結果から言えば、もっと早くにお伺いをたててもよかったかも?ですが
その場合も同じ結果になったかどうかはわかりません
お互いの人生設計は全くわからないですからね…;
兎に角家の売却って、地価やローン残高などの兼ね合いもありますから
なかなか難しいものです;


でもコロナでリモートワークが増え
部屋数が多い戸建ての需要や人気が一時期高まったことで
相場が少し上がったのも追い風となったので
時期を待ってきて良かったように思いますし
一番望んでいた方に売ることができたので結果オーライでした


何しろそのご家族が本当に良い方々で
(我が家とほぼ同じ歳の自営業のご夫婦)
家賃の遅れなどは皆無なのはもとより
私達が遠方にいて決して細やかな管理をしていなかったにも関わらず;
家賃を上げてもそうですが、普段も文句ひとつ言ってこない方でしたから…


最初の頃は、当然賃貸の管理を業者に委託していたのですが
帰国後からは自分達で管理する事が出来たのも
この方々なら大丈夫だと思ったのもありました


委託会社には2年毎の更新業務もお願いしていたのですが
更新の意向の確認と、書類を交わして入金確認するだけなので
(それで更新料の半額を委託会社に払うのです;)
‶これくらいなら自分達でも出来るよね?″
と思ったのがありました;


結局更新以外にも、外壁等の補修工事をしたり…
民法改正があった際には、あれこれ調べて契約書の条項を変更したり…
と、色々ありましたが(当然…我が家は私の仕事;)
その他は特に問題も発生しなかったので
結果論ではありますが、管理委託は解約してよかったと思っています


兎に角、全てが終わった今となってはもう安堵しかないです(泣)
何しろ不動産は先行きが不安定なので
空室が続いた場合など、万が一の事を常に考えておかねばならず…
正直それが一番不安でしたから…;


でも思うのは、あの家を持っていたことで
ずっと財布の紐をややきつめに結んできた部分があったので(笑)
それは今となっては逆に良かったように思いますv


でもあの家が無くなったからといって
これからも財布の紐を緩め過ぎないよう管理していかなければ…
ですけれどね…;