Baby's breath

気まぐれに 気ままに 呟いています

木の上に立って見る

昨日は気温が20℃近く迄上がり暖かい一日でした
クリスマス迄あと一週間とは信じ難い気温です
でもまた冬の気温に戻るとかで、本当に日々の体調管理が大変です;


これでは植物たちも困惑ですね;


家の窓から遠く見下ろした場所に数本の銀杏の木があるのですが
今年はつい最近やっと黄色く色づいていました
たぶん例年よりだいぶ遅かったような気がします


となると、息子が通っていた大学のあの銀杏並木も
今頃は黄色の絨毯で綺麗なのかな(行きたい気持ちはあっても腰が重い私;)


そう…、息子といえば…
先日、ほんの少しの時間ですがテレビに映りましたw


お盆休みに帰って来た時に
職場の上司に取材が入ったとだけ話しは聞いていましたが
いつ放映されるかはわからないと言っていました
偶々別件でメールをしたら
「例のTV取材、明日放映されるらしい」との事…


直ぐに忘れないように録画予約をしたのですが
結局、忘れるどころか、しっかりと定時にスタンバイして
リアルタイムで見てましたw


人の役に立つ仕事内容にとても感動したのもあり
見終えて直ぐにメールしたところ
「自分も少し映っていたみたい」と返事が…
〝 えー‼どこに?どこに?″慌てて録画を確認したところ…
確かに端っこですが映っていました(笑)


マスクをしていたとはいえ、自分の息子に気が付かないとは…;


・・・


小さい頃から自分の意志をハッキリと持っていて
自発的に一人で進んでいく、正に『独立独歩』という子でした


ただ保育園で無邪気に走り回っていた年長さんの頃
親の都合でいきなり言葉が通じない国へ連れて行かれ
いきなり小学生になり;(アメリカは8~9月入学のため半年早いのです)
その上半年近く、学校で誰とも会話が出来ない孤独で辛い日々を過ごした頃は
さすがに彼の足がピタリと止まりました;;;


前にどうしても一人では渡れない橋があったわけですから当然です;


その時ばかりは私も手を引いて一緒に渡ってあげましたが
その後直ぐに彼は私の手を離し、また一人でどんどん歩いて行った感じです


振り返れば…
私はただその危なげない彼を傍で見守っていただけ…
そんな子育てでした;(トンネルを抜けて見れたもの - Baby's breath


一体彼は何処へ向かっているのかと思ってはいましたが…
先日テレビの中に居る彼を見ていたら、やっとわかった気がしました
そこだったのかと…


結局彼はちゃんと一人で目標の場所へ辿り着いたのだとわかったら…
やたらと涙が出てきて止まりませんでした(泣)


・・・


『親』という字は木の上に立って見ると書くと言いますが
これからも私は遠くからそっと見守り続けようと思います
あの窓から見える銀杏の木を見るように…


取り敢えず…


あと2週間もしたら息子は帰って来ると思うので
その時には何か好物を作って沢山労ってあげたいなと思いますv